ポポーの開花が一段落し、受粉した子房だけを残して花弁はあらかた落ちてしまいました。

在りし日の花の姿を、改めて写真に残しておきます。

雄しべが開葯した花
チョコレート色の花が俯いて咲く
雄しべは黒褐色の丸いフサ状。薄黄色の花粉が散らばっている。

果実の数と生育状況

受粉した花は3個。1個の花に複数の子房がつくので、5~6個の果実が現在成長中です。

花が散った直後。子房だけが、緑色の椎の実形に残っている。
1週間ほど成長した果実。少しふしくれだった、ポポーらしい姿に。

人工授粉をおこなっていなかったにもかかわらず、定植の翌年にさっそく実がつくとは思っていませんでした。花の周りを小さな羽虫や甲虫が徘徊しているのをよく見かけるので、おそらく彼らが花粉を媒介してくれたのだと思われます。さらにそれらの昆虫を狙って、クモが花の中に潜んでいる姿も。ポポーを起点とした小さな生態系が形作られているようで、とても面白いです。

花の中に潜むクモの姿が。

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