空中カボチャが開花ラッシュ。摘果が大変そう・・・

雌花の開花(2020年6月28日)

空中カボチャと言いつつ、まだ腰の高さくらいにしか達しておりません。それでも順調に開花ラッシュがやってきました。雄花と雌花が入り乱れて咲き、その間をアブやハチが行き交っているため、自然に受粉が成立し果実の肥大も一部で始まりました。

しかし、これらの果実の多くは早く摘み取ってしまわなければならない運命です(むしろ、摘果が遅すぎるくらい)。というのも、カボチャは子蔓の10節目以降に結実させ、それ以前の雌花は摘んでしまうのが一般的。そうすることで蔓の成長に養分を回すことができるためです。

せっかく咲いた花がもったいない気もしますが、躊躇わず摘んでやった方が、結果的に長期間収穫できる丈夫な株に育つのです。

上の図のようにスッキリ整枝できれば理想なのですが、実際は株元で葉や芽が混み合い、いつの間にか新しい子蔓や果実がついていることもあります。梅雨入りして屋外作業のしにくい時期ですが、わずかな晴れ間を利用して摘果を進めなければなりませんね。

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