京大11月祭の振り返り

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21日に行ってきた京大11月祭。写真を見返しつつざっと振り返る。

午前中は公式パンフに付箋を貼ってブースをひたすら巡回した。

今年購入した冊子は、SF研(円城塔先生の寄稿あり!)、漫トロピー、人工知能研究会、淡水生物研、植物研、きらら同好会(タテカン制作ノウハウ入り)、タテカンサークル、そしてパレスチナ展など。野研会誌「やけん」は諸事情で紙版を入手できなかったのでPDF版で買った。

なお、風物詩のタテカンは吉田南に大集合していた。タテカンサークル「シン・ゴリラ」の屋外展示、そしてきらら同好会の屋内展だが、会誌を読み比べた感じやっぱりこの2つのサークルはちょっと繋がってるようだ。タテカン規制の是非はともかく、タテカンを作るノウハウに関しては学べるところが多いので会誌を読ませていただこう。

フリマではなぜか無人販売の古本屋があり、「京都大学学士登山会 ヤルン・カン遠征隊報告書」という謎の書物を50円で購入。どうやってここに流れ着いたのか、読む前から冒険感がある。

午後からは旧野研メンバーにも再会できたので、生存報告しあいながら改めて生物系サークルの展示を巡回。野研、淡水研、植物研、蝶研に入り浸った。ゲンゴロウとか小型サンショウウオとか藻類とか、何やら水辺関係が強化されておりOBも歓喜。水昆談義の流れで私も「深さ1mの穴を掘って水を張り黒い小型ゲンゴロウが来るか待て」と仰せつかったのだった。

さらに驚きだったのは、農学系の研究室やサークルが出店する北部祭の盛況具合。学外団体の協賛が増えているのか年々出店が充実している気がする。クロモジ粉末入りのクレープ、スダジイで作ったブラックサンダー、ギンモクセイの琥珀糖、淡水研のヨシノボリ佃煮茶漬け(日本酒「よしのぼり」も陳列されていたが今年はアルコールフリーで過ごすことにしたので自重)など、農学系・生物系らしい攻めたメニューから良い刺激をいただいた。

どの展示にもアイデアと知の熱が込められており、情報の渦に身を浸す時間を得られた。そして久々に会った野研メンバーがそれぞれの道で生き物に向き合い、研究や仕事に挑んでいる姿を聞くと、自分も真摯に成果を積み上げていきたいと思えてくる。

当分、読むものにも、やることにも困らなさそうだ。

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