論文を書くかもしれないのでまずは投稿先をリサーチ

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2025年10月2日

4月のアウトドアフリーク(第4回、新穂高)で地衣類観察会を開催したとき、サクラの樹皮にフクロゴケ類が着生しているのを見つけた。

許可を得て落枝についていたものを採取し観察してみたところ、まだ国内で2件しか報告のない種類である可能性が浮上。国内の新産地ということであれば、ぜひ然るべきところで報告したいので、慎重に同定したうえで論文投稿も視野に入れることにした。

地衣類を専門にしておられる山本好和先生(大阪市自然史博物館外来研究員)に相談し、「南紀生物」がよさそうだな、と思っている。ということでまずは投稿規定を確認し、入会を検討してみよう。

こんなときこそチャッピーことChat GPTにリサーチ依頼だ。入会に必要な要件と投稿規定をざっとリストアップしてもらった。

以下、Chat GPTの回答を引用。

入会に必要な要件

本会の趣旨(生物の観察・研究、自然保護、会員の親睦)に賛同して入会申込みをすること。 年会費4,000円を前納すること(郵便振替等)。 申込み方法:入会申込書を郵送/FAX/メールで事務局へ(サイトの「入会」案内に手順記載)。

投稿に必要な要件

会報「くろしお」

投稿者は「本会会員」または「会員を含む共著者」、もしくは本会からの依頼執筆者に限られます。 原稿の一部(前半部「観察と研究」)は締切が6月末と明記。詳しい送付先は最新号を参照する運用です。

会誌「南紀生物」

投稿規程・原稿テンプレートの案内ページが用意されています(詳細は各規程に従う)。投稿資格は会員を前提とした運用で、具体は規程・最新号の案内に準拠。

会則側の位置づけ

会員は本会主催行事への参加とともに、会誌・会報への投稿ができると会則に明記(2024年12月改正)。

追加で、バックナンバーの購読条件もリサーチ依頼。

調べた情報:公開/非公開の状況

南紀生物同好会のウェブサイトで、「会誌『南紀生物』・会報『会報・くろしお』の PDF版の販売を開始しました」という案内が出ています。ただし「会員限定」と明記されています。  また、目次のページでは、会報・会誌の目次リストが公開されています(どの号が出ているかの一覧)。  ただし、全文PDFが誰でも自由にダウンロードできるという記述は確認できません。

つまり、「目次」や「刊行年・号数情報」は公開されているが、全文のバックナンバー PDF を読むには会員限定という扱いのようです(少なくとも一部)。

なるほど。投稿するためにもバックナンバーを参考にするためにも、まずは入会しよう。年会費4000円ならKindle Unlimitedをしばらく解約すれば捻出できるし、費用の趣旨的には確定申告で経費にできそうだ。

次にやることは入会規定を自分でも精読して必要な手続きを行うことと、正確な同定のために山本先生に標本を送ること。投稿できるデータが得られればいいなぁ。

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