Windows10のサポートが10月14日をもって終了した。知人のノートパソコンがWindows10のままなので11への更新を手伝って欲しいという依頼があったので、そんなの検索すればすぐ出てくるんだけどなと怪訝に思いつつも現場へ。曰く、業者にお願いしようとしたが、その業者も11への更新の相談が殺到していて忙しく時間を取れなかったとのこと。
検索すれば一発で出てくることを業者にお金払って見てもらう人がそんなにいるのかと愕然とした。
フィンガープリンセス
最近知ったばかりの悪い言葉が頭をよぎる。まあ、業者にちゃんと対価を払って経済回してるなら別に構わないけど。
本来なら「代わりにやってあげる」というのは相手の学習機会を奪う行為なので、やり方だけ教えて本人にやらせるのがいいのかもしれない。ただ、それは相手に「できるようになりたい!」という意志がある場合の話。「自分にはパソコンは分からない」「こういうのは若い人のもの」というメンタルブロックが強い人だと厳しいものがあるので、代わりにやってあげることに。
Windows11の公式ダウンロードページに移動して、指示に従いまずはPCが11に対応しているか確認するためのソフトウェアをインストール。これでチェックしてOKなら・・・あれ、なんか❌印がついている。PCが11に対応してないって言われちゃったよ。

確認したところ、コアプロセッサが第7世代インテルだった。11にアップデートするには第8世代以降じゃないといけないみたい。軽く調べた感じ、一応無理やり入れることも出来なくはないみたいだけど変なことしてセキュリティ上の問題が起きて責められるのも嫌だしな。
生成AIにも相談しつつ対応を調べたが、ノートPCの場合はやっぱり本体ごと買い換えるのが良いとのこと。中古市場を調べてみると既に11をインストール済みの再生品が2〜3万円で売られていた。
PCを買い替えるか、セキュリティ上の問題を抱えたまま10を使い続けるかは、もう本人次第。一応「これは買い替えですねぇ。中古なら3万くらいで買えます」とご提案はしておいた。本人は買い替えますと言っていたが、いつ頃になるかなぁ。まあ私にできることは全てやったということで。
コアプロセッサの世代というのは自分もあまり気にかけていなかったが、自宅にあるサブのノートPCとか職場で長いこと使っていないやつとか、改めて確認してみようというきっかけにはなった。他人のPC介護からも学びが得られるのだなぁ。

