カボチャの合間にホオズキを植えています(2020年7月19日)

フルーツホオズキの収穫が始まりました。

初めて育てる作物なので、収穫タイミングの見極めができるのか気がかりでしたが、心配するまでもありませんでした。袋が緑から黄色く変色したら食べ頃。とても分かりやすいです。

ただし熟すと落果しやすくなるので、黄色くなった果実は放置せずにすぐ収穫した方が良いでしょう。

お皿に盛ったフルーツホオズキ(2020年7月19日)

果実を覆う袋を剥ぎ取れば、光沢のある黄色い果肉が出現。みのったときから個包装で守られているため、汚れや傷のない見栄えの良さが長所です。あえて袋を残したまま、羽つきの羽のような形で飾り付けに用いても装飾性が際立つでしょう。

念のためですが、袋は食べられません。必ず剥いて、中の果肉のみを食べてください。

指先と視覚も使って味わおう

果実をひとつ手に取ると、ホオズキにしてはずっしりとした重みを感じ、実が詰まっていることが分かります。袋を破くとピリピリという小気味よい音が立ち、カサカサした袋の質感とは対照的な、艶々した果肉が現れます。様々な角度から眺めてから口に含むと、プチトマトのような食感の後にバナナとマンゴーの合いの子のような風味

前評判ではトロピカルフルーツを連想させる味だと聞いていましたが、確かに梅雨明けの季節にぴったりの味です。

手にとって、開き、眺め、口に含む。この一連の作業が、味覚だけでなく指先の感覚と視覚も楽しませてくれるでしょう。個包装で衛生的なイメージも相まって今後人気が高まりそうな品目なので、さらに栽培経験を積んでいきたいと思います。

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