ホオズキを食べたい

生薬にも使われるホオズキ。
富山大学薬用植物園にて撮影。

ホオズキを食べる。

そんなことを言うと、「毒があるよ」と真顔で心配してくれる人もいるでしょう。その認識は、ほとんどのホオズキに関しては正しいものです。実際、観賞用に栽培されるホオズキは全草にアルカロイドを含んでいるため食べることはお勧めできません。

しかしホオズキの中には食用に改良された品種もあり、これら「食用ホオズキ」はフルーツ感覚で食べることができます。味はマンゴーを連想させる、と言われていますが私はまだ食べたことがないので断言できません。そこで食用ホオズキの味を学び、あわよくば果物としてのプロデュース方法を考えるべく、食用ホオズキの栽培を開始しました。

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感想(18件)
あまりスーパーには出回りませんが、通販で購入できます。

今回選んだ品種は「キャンディゴールド」。彩り添えるのに使えそうな黄色い果皮と、強い甘味が特徴とされています。

種子の形は、同じナス科であるトウガラシやトマトによく似ています。3月下旬、この種子を一晩吸水させてから育苗用土を詰めたポットに撒きました。

ホオズキの種

播種後は室内の小型温室で加温。およそ2週間後から発芽ラッシュが始まり、1週間ほどかけて本葉が展開しました。間引きながら苗を育成し、約30個の種子から10株の苗を得ることができました。

本葉が展開したホオズキ

5月下旬、あらかじめ堆肥と石灰を撒いて耕しておいた畝にシルバーマルチを敷き、20cm間隔で定植。陽が燦々と照りつける初夏の陽気の中でも、ひとまず全ての苗が活着し成長しています。しばらく経過観察し、背丈が延びてきたら支柱を立ててあげるとしましょう。

2020年5月23日

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